Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

ご褒美

アメリカのとある友人、というにはあまりにも偉大な存在の彼に、論文査読の件でメイルした。自分が研究倫理に反しそうな点があったので、そこを書いた上で(AGU関連のjournalの査読の際には、かなり明示的にconflictなどについて情報がdefaultで書き込める)、個人的にもメイルした。このために地獄のような日々に血の池地獄の溶岩が注ぎ込まれたような日々を送ったのだが(なんで知らない他人の原稿の中にある同位体平衡分別の取り扱いが間違っていると言うために、教科書を何冊もひっくり返し、スキャンして貼り付けなきゃならんのじゃ!とか。自分たちの論文原稿が少なくとも4つは待っているっていうのに)。

 

で、reviewコメントとてもよく書けているって書かれていて正直うれしかった。今回はちょっと微妙な所があったので、ひよって匿名で査読報告を書いてしまった(本当はpositiveなコメントをして、記名で査読を終わらせようと思っていたのだけれど、残念ながら読み進めながらだんだんと、展開されていく適当な議論に泣きそうになってしまったのでありました。単純に引き算とかまちがってるじゃろ、とか、pH1を切っている環境での同位体平衡係数つかうってどういうことなのよ、とか)。

 

で、彼から、現在進行中の、まだ公表できないprojectのことを聞いて、全く自分とは関係ないことではありながら大興奮。そりゃすごい。そりゃ素晴らしい仕事を様々な形でやってきた人には、そういうbig offerは来てしかるべき、だけれど、本当に来るのが素晴らしい。

 

 

いろいろ同じようなこと(COVID-19とか)と全く違うこと(教育研究環境とか)を対比しながら、でも、なんとなくまたなにかできるといいね~みたいなことをゆるゆる書けるのは、本当にご褒美タイムだ(とはいえ英語で書くのはストレスフリーでは全くないけれど、、、)。

 

 

さ、がんばろー。Top 10%論文カウント準備だ。

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/