Vanity of vanities

Kei Koba in CER, Kyoto University, Japan

勉強会殴り書き

大人ゼミという名の勉強会でちょっとだけ考えたメモ

 

  • 「困った」状態の産業をどう考えるか?

    • 自分の目の前の状況について

      • 「答え合わせ」がない≒わかりやすい到達目標がない。けど、ある感じはする。結果ごまかせる。やってる感はだせる。実際何かしらやっている。でもPDCAはまわらない。回せない。

      • 「よりよくする」動機付けが希薄 IKIGAIとかYARIGAIとかでごまかすことができる時代はとうに終わっている

      • どの分野でもある程度の成熟をみたら、この状態になるのかも?レベルの高低は別として、踊り場的な状態がこれか。そこからさらにジャンプするには外圧が必要だったりするかも。局所最適ではある。「行き詰まった」と少し言い換えると見え方が違う?

         

  • 現場とは?

    • 「現場が見えない/理解できない」とは?

      • 現場が見えている人、見えていない人、という表現をするときの「現場」とはなにを示していそうか考えてみる。他の言葉で置き換えると?それが1つではない、というのがとりあえずの答え(逃げ)だけれど、逃げずにその先、「現場」の属性をもう一度集合体として捉え直して、別の形で集約・編集するとどうなる

      • メタバース時代における現場とは???物理性を取っ払ったときに「現場」は存在するのか?

    • それによって生まれる問題とは?

      • そもそも本当にそれは「問題」なのか?問いの立て方の問題?

      • すべてを見ることは無理。情報を挙げてゆくとかいったところで情報は劣化する。劣化の程度の問題で話をしていいのか?

      • どこもかしこも現場、という考えはできないのか?取締役の会議であってもそれは現場ではないの?

 

  • 生産性の低さ

    • いま、古いマウスを使ったら、クリックが微妙に鈍い。この微妙に鈍い感じ=しかし完全に壊れてはいない、そういう所への鈍感さ。それが重なって今の状況になっている

    • 誰も彼もが一生懸命やっていることがむしろ問題。一生懸命のベクトルを統一していることで、「効率」があがった過去の成功体験に影響を受けすぎ。前提条件が変わっている

    • C/N比と同じく、効率は分子/分母、で2つの情報を1つにまとめてしまっているリスクを常に理解すること。生産性が低いのは分子が小さい?分母が大きい?両方???

やっぱりだめ

やっぱりだめだ。ぼんやりしちゃう。考えたって仕方ないのに

 

消防訓練、会いたい人にタッチの差で会えなかった。。。とはいえ、直前までの仕事でGASが整理できたから良かったのは良かったけど。お礼のメイルを書いて、GASの動作確認ができて、で、雨。雨か。

 

何でぼんやりしちゃうかの本当のわけは言えない。

人間原理

人間原理、って、anthropic principleっていうのですか? 昨日のセミナーではそんなことを思ってました。自分たちが観測できるもの、観測できるかもと思っているものの、我々のスケール依存。その依存性に自分たちはどこまで自覚的なんだろう。

 

ホーキングがこれを支持したってのを読んだのは大学生の頃だったか、へー、へんなのーってそのときは思ったけど、ずっと頭から離れない。

 

観測不可能性について、あほな頭で一生懸命考えて、郡司ペギオ幸夫の小論で「光速でしか情報が伝わらないなら、究極的に現実を観測できることはないのでは?」みたいなことが確か書いてあって、もう、そうか、それでいいじゃん、どうせ究極的に観測できなくても、目の前の「生活」に役立てられることはいくつかあるはずだよね、なんてことで「研究」をやっていこうと決めたのでした。昔々。

 

そんなことを、perturbationとは何か、ってな話を聞きながらぼんやりと思い出してました。でも、そんな昔話を、しかも英語でする勇気は正直なくて、一人ただぼんやり考えてました。noiseとsignalとpatternの違いはもう自分にはぶっちゃけ分からないんだよな。。。区別がいるのか?って方向に考えを持って行きたいくらいで。

 

がーーーーーーーーーん

尊敬+信頼+憧れていた、ちょっと上の某先生が研究を離れられるとのこと。まじか。がーん。まじか。携帯からメイル打ったけど、相変わらずのお返事で、正直泣きそう。というか泣いてる。ストレッチしてたけどそれどころじゃない。

 

 

がーん。

 

がーーーーーん。

 

大人だから、じゃないな、こどもだろうが、おとなだろうが、みんないろいろあるけど、ほんま、次の一歩をただ、お気楽に、無責任に、無防備、無邪気に応援するしかない。

 

 

ほんまにお疲れ様でした。今後もこれはこれ、それはそれで、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

がーーーーーん

本拠地はこちら http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~keikoba/